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なぜネトフリ「忍びの家」が世界中でヒットしているのか…ただの「忍者×ホームドラマ」では終わらない奥深さ 原案、共同プロデューサー、主演を務めた賀来賢人の慧眼
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大谷翔平夫妻も見ていたNetflix「忍びの家」 平成に入ってテレビの時代劇が大幅に減っていき、忍びも活... 大谷翔平夫妻も見ていたNetflix「忍びの家」 平成に入ってテレビの時代劇が大幅に減っていき、忍びも活躍の場を失ってきた。大河では多少出番があるものの、忍びが主役の連ドラはごくまれだ。 思い返しても平成では微妙な作品しか出てこない。小野ゆり子がタイムスリップしたくノ一で、現代の悪人を成敗する「天誅~闇の仕置人~」(2014年・フジ)とか、忍者の大野拓朗が生き別れた父に似た猫と暮らす『猫忍』(2017年・東名阪ネット6他)とか、ベッキーがお色気忍法で敵を討つ『くノ一忍法帖 蛍火』(2018年・BSジャパン)など超マイナー作ばかり。 昭和で千葉真一が築きあげた忍びの矜持や権威は平成ですっかり地に落ちた感。令和に入ってからは「忍者に結婚は難しい」(2023年・フジ)が登場。伊賀の末裔まつえいの夫(鈴木伸之)は郵便局の配達員、甲賀の末裔の妻(菜々緒)は薬剤師。設定やツールは面白いが、ラブコメの範