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伊藤かずえ「30年もののシーマ」レストアの舞台裏 メカニックがつぶやいた一言とは 「ただ大切に乗ってきた」結果として、30年たった (4ページ目)
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伊藤かずえ「30年もののシーマ」レストアの舞台裏 メカニックがつぶやいた一言とは 「ただ大切に乗ってきた」結果として、30年たった (4ページ目)
レストアをしていただいたメカニックの方に対しては、「感謝、感謝」しかありません。ホイールも、同じ... レストアをしていただいたメカニックの方に対しては、「感謝、感謝」しかありません。ホイールも、同じものをわざわざ作ってくださったり、すごく輝いているなって感じています。時々見学に行くと、メカニックの方たちも楽しんでやってくれてる雰囲気が伝わってきました。作業の一番最後にエンブレムをつけるんですが、「これでお別れって、なんだか寂しいですね」ってメカニックの方がポツンとつぶやいたのを今でも思い出します。ついていた古いエンブレムは、フォトブックの中に入れてくれました。かけがえのない宝物です。 車に限ったことではありませんが、一昔前ならちょっと故障するとすぐに手放してしまうという傾向はあったと思います。一つのものを大切に使うのって、特に今の時代、一つの認識だと思うんです。それと、ずっと乗り続けるのが、究極のエコだとも思います。解体するにも汚染されたりするわけだし、不必要なものは、捨てなきゃいけないわ