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タモリ、黒柳徹子を人気司会者にした「整数次倍音」の秘密
「徹子の部屋」や年初の「笑っていいとも!増刊号」で、タレントのタモリさんが私の著書にある「倍音」... 「徹子の部屋」や年初の「笑っていいとも!増刊号」で、タレントのタモリさんが私の著書にある「倍音」の話題を取り上げてくれました。 倍音とはある音が鳴ったときに共鳴したり、付随して出てくる音のこと。楽譜上では同じ音でも楽器によって音色が違うのは、含まれる倍音が異なるからです。実はこの倍音は人間の声にも存在し、それが個々の声質を決めているのです。 デビュー当時のタモリさんはイグアナの真似など、どちらかといえば異端の存在でした。それがお茶の間で幅広い人気を得るようになったのは、自身の声の質、つまり倍音の印象と逆の面を表に出してテレビに出るようになったからなのです。 では、タモリさんの声はどのようなタイプなのでしょう。そもそも倍音には大きく、整数次倍音と非整数次倍音の2種類があります。このうち整数次倍音とは2分の1、3分の1、4分の1という整数の波長を持つ音のこと。対して、非整数次倍音の波長は不規則
2015/04/20 リンク