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で、この映画のどこが好きか - 伊藤計劃:第弐位相
ということをまず書いてしまうと、それはなんといっても、デザインということになる。ぶっちゃけ、庄野... ということをまず書いてしまうと、それはなんといっても、デザインということになる。ぶっちゃけ、庄野晴彦の仕事だけ。 庄野晴彦という名前は、「GADGET」で強烈に記憶に遺っていた。「メルチメディア」という言葉がまだ現役だった時代の、バブリーな表現形式としてのCD-ROM。いまではこんなメディアで表現しようとする人は誰もいない。けれど、「GADGET」それ自体はぼくに強烈な印象を残していた。当時、ぼくはおませな大学生で、出たばかりの「重力の虹」とかがんばって読んでいたせいもある(今にして思えば、実にのどかであったことよ。「競売ナンバー」は文句なく面白いんだけどなあ)。「スロースロップ」とかいう名前が出てきただけで、「ピンチョンネタかよ!すげえ!」とかアホみたいに(いや、アホなんだけど)興奮していたものだ。 この映画はそんな、庄野的デザインが「映画として」パッケージングされた、そんな快楽を与えて