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孔雀の羽の発色を構造・素材ともに再現!
国立大学法人 千葉大学(学長:徳久剛史)大学院工学研究科の桑折道済准教授と河村彩香 氏(修士課程)... 国立大学法人 千葉大学(学長:徳久剛史)大学院工学研究科の桑折道済准教授と河村彩香 氏(修士課程)らの研究グループは,森本元博士(公益財団法人 山階鳥類研究所)との共同研究で,孔雀の羽の発色機構のもとになる微細構造とそれらを構築しているメラニン(注1)を,構造・素材ともに模倣し,構造色(注2)を基盤とするフォトニック材料を作製しました。 本研究ではメラニンの模倣体として,ポリドーパミン(注3)を含む新たなコア-シェル型粒子(注4)を作製し利用することで,単一材料で視認性の高い構造発色を実現しました。原料となるコア粒子の粒子径とシェル層の厚みを任意に制御することで,フルカラー化が可能であることを明らかにしました。また,見る角度により色が可変な「虹色構造色」と,色が変化しない「単色構造色」を容易に作り分けることが可能となりました。構造色は色褪せせず,従来のインクにはない独特の光沢を有することか
2016/09/28 リンク