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『虎に翼』を“朝ドラ”として“私たちの物語”にした尾野真千子の語り 多声音楽のような世界
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『虎に翼』を“朝ドラ”として“私たちの物語”にした尾野真千子の語り 多声音楽のような世界
「なんで私だけ、私だけ……」 尾野真千子の語りが耳に、心に、こびりついて離れなかった。 『虎に翼』(N... 「なんで私だけ、私だけ……」 尾野真千子の語りが耳に、心に、こびりついて離れなかった。 『虎に翼』(NHK総合)第8週「女冥利に尽きる?」の寅子(伊藤沙莉)は妊娠によって法曹界から去ることになる。妊娠を家族以外には隠して働いていたが、穂高(小林薫)に知られ、いまは出産と子育てに力を注ぐべきと諭される。 穂高は雲野(塚地武雅)にも報告、雲野たちが仕事を引き継ぐことになり、寅子は絶望して法律事務所を辞めた。 女性初の弁護士として注目されたものの、先輩ふたりは家庭との両立が難しく辞めてしまった。たったひとり残された寅子の筆舌に尽くしがたい思いは、当人の口からではなく、語りが代弁する。「もう私しかいないんだ」「なんで私だけ」。 『虎に翼』の語りがなぜこんなにも饒舌かつ、存在感があるのか、その理由が「なんで私だけ」で明確になった瞬間だった。寅子ではなく、語りが言うからこそ、寅子の思いをはるかに超え、