権利の話 - REV's blog

権利には 干渉を受けない権利：自由権 （政府に）干渉し、金銭を支給させる*1権利：社会権 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%A8%A9 があって、夜中に米を研ぐ権利とは、夜中に米を研いでも（他人に迷惑をかけなければ）政府の妨害を受けない、という前者の意味だと思うのだが、それがいつもまにか、夜中に米を研ぐ作業について政府が財政支出を保障する、という後者の意味にすりかわっていた。 複数の意味を持つ言葉を多義的に、巧妙に利用するやり方は、いろいろ参考になる。 この辺の言葉を勉強しないと、禁煙権に喫煙権を持ち出され、両論併記で終わってしまうからな。 *1:ことにより実現される

[fromdusktildawn]

あるある

[mind]

複数の意味を持つ言葉を多義的に、巧妙に利用するやり方 ;自由権と社会権 ――国家の存在理由が個人の人権保障というのも誤解。わざわざ憲法を国民から押しつけるのは、国家性悪説を採るからだろうね。cf. 愛国心問題

[nisoku2]

生存権の範囲の問題？「夜中に米を研ぐ権利」がそれに含まれると解すれば社会権的な権利として理解することもできなくはない、かな。

[aozora21]

『複数の意味を持つ言葉を多義的に、巧妙に利用するやり方は、いろいろ参考になる。この辺の言葉を勉強しないと、禁煙権に喫煙権を持ち出され、両論併記で終わってしまうからな』あっさり騙されてる。勉強になる。