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上原ひろみが明かす、比類なきピアニストの演奏論「めざしたのは音色の豊かさ」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
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上原ひろみが明かす、比類なきピアニストの演奏論「めざしたのは音色の豊かさ」 | Rolling Stone Japan(ローリングストーン ジャパン)
世界的ピアニストの上原ひろみが、2009年作『プレイス・トゥ・ビー』以来10年ぶりとなるソロピアノ・ア... 世界的ピアニストの上原ひろみが、2009年作『プレイス・トゥ・ビー』以来10年ぶりとなるソロピアノ・アルバム『Spectrum』をリリースする。”色彩”をテーマとした本作を掘り下げるべく、『Jazz The New Chapter』シリーズで知られるジャズ評論家の柳樂光隆がインタビュー。 音色の豊かさをコントロールするということ ―上原さんはライブでソロピアノをよくやっているので、ソロピアノのアルバムもよく出している印象を勝手に抱いていただけに、10年ぶりというのは意外でした。なぜ、久々にソロピアノを録音しようと思ったんですか? 上原:ピアニストとして、逃げも隠れもできずに自分が全て出るというか、全ての音が聴こえるのがソロピアノ。いちばんピアニスト冥利に尽きるセッティングだと思っています。なので、最低でも10年に一枚は記録としてマイルストーンのような意味で残していきたいと思っていて、ちょう