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早熟の翳 二十一話 - 人生は花鳥風月
辞意を伝えた誠也を林田先生は大して引き留めるような事もせずただ一言 「何時でも戻って来てくれても結... 辞意を伝えた誠也を林田先生は大して引き留めるような事もせずただ一言 「何時でも戻って来てくれても結構だから」 と優しい声を掛けてくれた。奥方まで笑って見送ってくれる。その光景はまるで親が我が子の自立する姿を見ているような誇らしげな感じさえ漂わす。 そんな様子に感涙する誠也ではあったが、立つ鳥跡を濁さず、自分のデスクや身辺のものは何一つ残さず綺麗に掃除をし片付ける。僅か10ヶ月足らずで事務所を辞める事になった自分の勝手な振る舞いを大いに恥じ、世話になった二人には深々と礼をして立ち去る。しかし誠也にはまだ一抹の不安が残っていたのも事実であった。 事後報告を訊いた母は狂ったように悲しみの声を上げ、姉と一緒になって誠也を叱る。誠也も何度も母に頭を下げ詫びを入れる。 「母さん、ほんとにすまない、でも俺は自分の事は自分で決めたいんだ、これからも親不孝は絶体にしない、取り合えずここを出て行くよ」 と言っ
2021/05/01 リンク