周回の意義：Chromeplated Rat

NOVTANさんの何周遅れだろうともと云うエントリを読んだ。 周回遅れ、と云う比喩はニセ科学に関する議論でもときおり出てくる。まぁ、ニセ科学に関係する議論は先頭を走っていれば偉い、とか云う性格のものではまったくないので、NOVTANさんがお書きの主旨には直接あてはまらない部分も多かったりはするけれど。 少なくとも、ちょっとでも先にスタートできた自分の有利さを自覚して、あとに入ってきた人を暖かく迎えてあげるのが良いんじゃないかと思うことしきり。でもまぁこれをやっていると「またいつまでもおんなじ話をしてやがる」とか「安全な場所からばかりものを云っている」とか云う反応が返ってくる、ってのもあったりして。でもやるんだけど。やってるうちに見えてくるものもあったりとか、ケース・スタディにしかならなくてもなんらかの小さな貢献につながったりとか、そう云う部分を期待しながら。 ついでに云うと「安全な場所」に

[doramao]

すぐ開けるようブクマ

[dlit]

自分の観測範囲では、「周回遅れめ」という言葉は、周回遅れな”上に”ただ何かを否定したり（批判ではなく）非生産的だったり先達の存在や貢献を全く無視しているような言説に対して向けられることが多い気がする。

[Narr]

分かる人は、知識の多寡にあまり依存せずに、自分が周回遅れなのを自覚できるような気がする。分かんない人は、はなから別の競技場のトラックを走ってる。延々と同じところをぐるぐる回るだけなような…。