耳をすませばの図書守秘義務(1)

思考にあって、言葉の姿は、大事な 視点と言える。言葉を思考することが、いっさいの始まり、過程、結論なのです。 ジブリのアニメ「耳をすませば」 ーー近藤喜文監督、宮崎駿プロデュース、スタジオジブリ制作、平成7(1995)年に発表されたジブリアニメのひとつーー の中の話の糸口は、本好きな主人公である月島雫が図書館から借りてきた本の、どの図書カードにも、天沢聖司と言う名前を見付ける事で、自分より早く本を借りている人の居る事に気づき、どんな人なのか興味を持つ事からドラマが始まる。 時代設定は1992年頃であり、雫の父親は市図書館の司書として、当時始まった蔵書のPCデータ化により、各本をバーコードで管理しようと、始めたばかりです。 バーコードの蔵書管理は、従来の蔵書管理としての図書カードに置き換わるモノで有って、いつ誰に貸し出したかが、閲覧者名の表記される事で表している。 さてこのアニメが公開された