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3:ブルーハーツがすべてを変えて、「ビートパンク」がなにもかも押し流す——『教養としてのパンク・ロック』第35回 by 川崎大助|光文社新書
第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった3:ブルーハーツがすべてを変えて、「ビートパン... 第5章:日本は「ある種の」パンク・ロック天国だった3:ブルーハーツがすべてを変えて、「ビートパンク」がなにもかも押し流す「ラバーソール」とブルーハーツ 80年代末のその当時、たとえば渋谷センター街をものの数分も歩けば、楽器を肩に担いだバンド・キッズか、あるいは「ラバーソール」の靴を履いた男女の何人かを目撃することができる、と言われていた(事実そのとおりだった)。「インディーズ」バンドやその追っかけファンが愛用した厚底のゴム底靴――日本でのみ「ラバーソール」と通称される――の出どころは、もちろん直近ではヴィヴィアン・ウエストウッドとマルコム・マクラーレンの一連の「仕掛け」からだった。「テディ・ボーイズのスタイルをパンクに取り込む」という例のやつだ。これによって、それまではテッズの愛用品だったジョージ・コックス社製のゴム底シューズ「ブローセル・クリーパー」が、ピストルズ・スタイルの一部となった
2023/04/14 リンク