エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
百合の花
みやこたまち 転勤で彼女との遠距離恋愛が寂しくなっていた頃、僕は一枚の絵に一目ぼれした。その森の中... みやこたまち 転勤で彼女との遠距離恋愛が寂しくなっていた頃、僕は一枚の絵に一目ぼれした。その森の中の花畑に囲まれた家の絵は、なぜか僕には懐かしく感じたのだ。その話を彼女にすると、花が好きな彼女は「是非見たい」と言い出した。そして急遽、初めての週末のデートが実現することになった。 部屋を訪れた彼女は、壁にかかった絵を一目みるなり「ごめん。私この絵駄目だ」と眼をそむけた。普段から「同じ花でもみんな顔が違うのよ」と言うほど花が好きな彼女だったので、逆にこの絵の花の顔が気に入らなかったのかなと、僕は思った。一緒にいる間は絵を片付けてこうか、と尋ねると、ここはあなたの部屋なんだから、そんな必要はない。と彼女は主張した。僕達は、絵のことを忘れてデートを楽しんだ。 翌朝、目覚めると彼女が朝食を用意しておいてくれた。彼女はすっかり明るくなっていて「案外、いい絵だね」などと言って笑った。 彼女が洗い物をして