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宇宙の“化学”を明らかにする遠赤外領域望遠鏡「SALTUS」を欧米研究者合同チームが提案
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宇宙の“化学”を明らかにする遠赤外領域望遠鏡「SALTUS」を欧米研究者合同チームが提案
「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST)」に続く、新たな赤外線観測用... 「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST)」に続く、新たな赤外線観測用の宇宙望遠鏡の実現が求められているようです。 アメリカ航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターをはじめとする欧米の研究機関による合同研究チームは、遠赤外線を観測するプローブクラスの宇宙望遠鏡「SALTUS(Single Aperture Large Telescope for Universe Studies)」を提案しました。 【▲ 遠赤外線を観測する宇宙望遠鏡「SALTUS」の想像図(Credit: NASA)】■寿命が約5年の遠赤外線用宇宙望遠鏡SALTUSは主鏡の口径が14mに及ぶ宇宙望遠鏡で、波長34μm~230μmの光に対応する赤外線分光装置「SAFARI-Lite」と、波長56μm~660μmの光に対応する高解像度受信装置「HiRX」という、い