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『ボヘミアン・ラプソディ』の凄みはポール・プレンターにこそあると思う。 - そとでよ - モトコ・モリのインドア生活
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遅ればせながら、大ヒット公開中の『ボヘミアン・ラプソディ』を見ました。ネタバレ全開なので、ご注意... 遅ればせながら、大ヒット公開中の『ボヘミアン・ラプソディ』を見ました。ネタバレ全開なので、ご注意ください。 言わずとしれた有名バンドQUEENの伝説的ライブであるライブ・エイドおよび、そこに至るまでのリード・ボーカルのフレディ・マーキュリーを追った実話をもとにした作品です。 この作品の中で私が特に唸ったのは物語的には悪役のポール・プレンターのキャラクター造形と演出の巧みさなのですが、日本人には中々伝わりにくい部分かもしれないと思い記事にしてみたいと思います。 QUEENの付き人として、レコード会社から宛てがわれたパっとしない男として登場し、まだ自分は異性愛者だと信じ込もうとしているフレディに迫り、ゲイを自覚するきっかけを与え、とうとう自分を偽ることが叶わなくなり、最愛のメアリーと別れざるを得なかった傷心のフレディをいかがわしいゲイ・コミュニティに引き入れ(ついでに言えばロジャーには酌をせず