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ものづくりや社会のGOODに役立てる。
異なるデータがさまざまに組み合わされ、新しい価値が生み出されていくビッグデータ時代。その基となる... 異なるデータがさまざまに組み合わされ、新しい価値が生み出されていくビッグデータ時代。その基となるデータの中でも学術や政府のデータは社会の発展につながることから、世界的にもオープン化が進められている。ではオープンデータはどうイノベーションを実現していくのか、また具体的にどのように問題解決したり、社会の「GOOD」に役立てたりすることができるのか──今回はものづくりや社会をもっとよくしようという視点からデータの公開・活用を進める、2つの取り組みを紹介する。その1つ、つくば市にある国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)を訪ねた。 答える人:谷藤幹子 センター長 (物質・材料研究機構) たにふじ・みきこ。国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)材料データプラットフォームセンター(DPFC)センター長。国際学修士。物理系学術誌刊行協会 事務局長補佐として、物理分野の英文オンラインジャー