唐沢寿明が中の人 イン・ザ・ヒーロー - The Spirit in the Bottle

アニメの声優や特撮番組のスーツアクター、いわゆる顔を出さない演者を指して「中の人」などというが*1僕の記憶ではおそらくアニメの声優より、特撮番組のスーツアクターの方が早く認識していたと思う。アニメを声優などに注目して見だしたのは1988〜89年頃だが、スーツアクターという存在を知ったのは多分1984年の「ゴジラ」でゴジラに入っていた薩摩剣八郎氏だと思うから。 一般に裏方と思われているが、中には熱烈なファンを持つ人もいるしそこに注目して作品を見る人もいるだろう。今回はそんな「中の人」を取り上げた作品。「イン・ザ・ヒーロー」を観賞。 物語 子供に人気の番組「神竜戦士ドラゴンフォー」。その映画版の制作が始まった。当初は長年レッドのスーツアクターを務める本城渉が初の顔出しでレッドの悪の分身であるブラックを演じるはずだったが、直前でその役を売り出し中のアイドルに取られてしまう。そのアイドル一ノ瀬リョ

[susahadeth52623]

「イン・ザ・ヒーロー」の感想。唐沢寿明キャリアに注目して観るとなお面白いかも。

[otokinoki]

非常に面白い解説記事。なるほど唐沢寿明自身が投影された映画になっちゃっているわけか。正直、ストーリー的には予定調和だろうなと想って見る気なかったけど、俄然興味が湧いてきた。

[esbee]

『下積みの頃は仮面ライダーにもスーパー戦隊シリーズにも出ていて～中略～大和ハウスのCMで役所広司が渋ったダイワマンの役を嬉々として引き受ける唐沢寿明、というものもそういう背景を知るとより楽しめるだろう』

[maturi]

”邦画の劇中劇って映画の中の住民はこんな低レベルの作品を見させられているのか、と思うぐらい作りが適当なものが多い”

[atoh]

最近"5万回斬られた男"こと斬られ役俳優福本清三氏主演の『太秦ライムライト』が公開されたばっかりなので、この映画の主人公を唐沢氏に重ねるのは無理がありすぎる。が、イエローバスターが出るそうなので見る。

[guldeen]

裏方にスポットを当てる作品は世に多いが、その苦労を引き出すための「劇中劇」を作るのって、たしかに難しい。