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良質なリアリズム――柴崎友香の私小説 - 2008-10-12 - 感情レヴュー
リアリズムというものが、自分を取り巻く世界と向き合い、それを正確にとらえようとする志向性のことで... リアリズムというものが、自分を取り巻く世界と向き合い、それを正確にとらえようとする志向性のことであるとすれば、このような志向性に対する不信感はいつの世にもあるものである。 こと日本では、リアリズムを継承したとされる私小説からして、実際はリアリズムの失念なり断念から始まっていることは、石川啄木(「時代閉塞の現状」1910)以来つとに指摘されてきた。そしてこの意味では、私小説を批判することによって登場したモダニズムも同様である。彼らは、世界は言葉によって写し取ることができるもの(リアリズム)ではなく、言葉によってはじめて世界は認識できるのであり、むしろ言葉が世界である、という認識に立ったのだった。この認識は、のちに日本でも流行する構造主義のいわゆる言語論的転回を準備したといっていい。 かくしてモダニズム周辺の作家たちは、世界と直接的に関わることを無邪気だとして積極的に敬遠し、新たに幾つかの、世
2008/10/20 リンク