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Freezing Point
ランダウアーが「Information is physical」と言ったのと同じ趣旨で、「Theory is physical」というテー... ランダウアーが「Information is physical」と言ったのと同じ趣旨で、「Theory is physical」というテーマが探究されなければならない。 カントは自分の超越論的統覚が時間の外にあるという前提と思い込みのもとにものを考えたが*1、批判的吟味も理論的認識も時間的にしかあり得ず、その表現は時空間的な言語でしか実現できない。であれば、理論的理解には時空間的であることによる制約があり、またそれゆえに編み出し得る技法もあるはずだ。時間を捨象した「理論」*2は、時空間的に生きられる技法の一部と言える*3。 現状の数学や物理学はおのれ自身が時空間的であることを当たり前のように捨象し、まるで「時空間の外にいる純粋認識」が時空間を相手にしているような勝手な想定で理論活動をしている。それゆえ、理論的認識そのものが時空間的でしかあり得ないことによる制約の研究とそこからの技法開発とい
2012/12/26 リンク