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苦戦するファミマ、「ブランド統合」の光と影
「契約を更新せず経営から退くオーナーが、今後1~2年で増えてくる」。3年近く前にサークルKサンクス(C... 「契約を更新せず経営から退くオーナーが、今後1~2年で増えてくる」。3年近く前にサークルKサンクス(CKS)からファミリーマートにブランド転換した、元オーナーAさんはそう語る。 コンビニエンスストア業界2位のファミマ(2020年4月末時点の国内店舗数1万6610店)は、加盟店の経営状況が急悪化し、「独り負け」状態にある。 2020年2月期におけるファミマの1日当たり全店平均売上高は、前期比2000円減の52.8万円。ヒット商品が出なかったことによる客数の落ち込みが響いた。 重くのしかかる人件費 ライバルチェーンも客数は減少しているが、最大手のセブン-イレブンはおにぎりの値上げ効果などで2020年2月期の1日当たり全店平均売上高は65.6万円と前期並みを維持。3位のローソンも高単価のスイーツ商品がヒットし、同4000円増の53.5万円だった。 ファミマの店舗オーナーには売り上げの減少だけでな
2020/06/01 リンク