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テレビ番組、特にクイズやゲームなどを行う番組の回答者やチャレンジャーをキャスティングする際、制作... テレビ番組、特にクイズやゲームなどを行う番組の回答者やチャレンジャーをキャスティングする際、制作側には「枠」という概念が存在します。 例えば、芸人枠、俳優枠(番組宣伝絡みがほとんど)、アイドル枠、アスリート枠、文化人枠、ミュージシャン枠などなどといった具合。その中で、近年確立されたといえるのが「東大生」という枠です。 もはや「東大生」はテレビに欠かせない存在 契機は、フジテレビ系で2016年3月からスペシャル番組として、不定期ながらこれまで9回にわたって放送されている『さんまの東大方程式』あたりではないでしょうか。この番組は、明石家さんまと東京大学の学生たちによるトークを中心としたバラエティですが、ここに登場する東大生たちのキャラクターの面白さがウケ、「東大生をイジるのはアリ」という空気が確立されていったのでしょう。 その翌年の2017年4月からは、TBS系でクイズバラエティ番組『東大王』