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東上線でも大活躍、「転勤族」東武30000系の半生
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東上線でも大活躍、「転勤族」東武30000系の半生
入社時の希望とは異なる部署への異動や予期せぬ転勤……。そんな経験がある人も少なくないだろう。だが、... 入社時の希望とは異なる部署への異動や予期せぬ転勤……。そんな経験がある人も少なくないだろう。だが、もともと自分が思っていたのとは違う新天地で力を発揮するというケースもある。 毎日通勤客を乗せて走る電車にも、そんな「人生」を歩んできた車両が存在する。東武東上線を走る「30000系」は、もともと伊勢崎線(東武スカイツリーライン)と地下鉄半蔵門線・東急田園都市線との相互直通運転に備えて導入された車両だったが、紆余曲折を経て東上線に移籍。当初の見込みとは違う職場に移ったものの、今では同線の主力級として活躍している。 地下鉄対応「使い勝手のいい車両」 30000系がデビューしたのは1997年。伊勢崎線と半蔵門線・東急田園都市線の直通運転を見据えた地下鉄対応車両として開発され、2003年までに6両編成と4両編成がそれぞれ15本つくられた。 10両での運行を念頭に置きつつ、6両編成と4両編成に分けた形と