人は「心が満たされる」とスポイルされる - 「童貞のまま結婚した男」の記録

ドラマ『家庭教師のトラコ』 このドラマを見ていて感じたこと。 脚本は遊川和彦氏だ。 『過保護のカホコ』『同期のサクラ』や『35歳の少女』など、彼の手がけた作品は多くのインスピレーションを与えてくれる。 詳細は割愛するけれど、過酷な運命を背負って生きてきた一人の女性の心が満たされた途端に、味気ない普通の女性に変わってしまう。 そういうことって実際にもあるのだろう。 人は「怒り」を原動力にして、苦しい現状を打開しようと躍起になる。 そして、それを乗り越えた途端に、心が満たされた途端に、月並みな存在に変わってしまう。 かく言う私も、妻と出会ってからは、女性たちとの戦いが終わってしまったかのように、怒りは湧いて来なくなった。 詰まるところ、苦しみを誰かのせいにして、その「誰か」に怒りをぶつけることでしか、自らの存在価値を守ってやることができなかったのだろう。 だから、仮想敵を作って、それに対抗する

[lambamirstan]

立場が変われば考えも変わるのは自然だと思います。それでも変えられない自分を受け止めてくれる場所は必要ですよね。

[kefugahi]

ベジータ理論ですかね（笑）。平和な暮らしに不満はないはずなんだけど、どこか「以前のオレ」みたいのに渇望があって、なんだっけ？バビディ？だったかの支配をあえて受けるんです

[tukkoman]

まあ結婚をすると自分以外の守るべきものが増えるので思考が変わるのはもちろんそうなのでしょうね。そして最後の妻に感謝という言葉がもう素晴らしすぎて、常にその気持ちでいてあげてください。