利上げペース減速近づく ＦＲＢ副議長｜テレ東BIZ（テレビ東京ビジネスオンデマンド）

ＦＲＢのブレイナード副議長は14日、利上げペースの減速が近づいているとの考えを示しました。ブルームバーグテレビに出演し述べたもので、ＦＲＢが注視する経済指標でインフレ率の鈍化がみられていることから、「利上げペースを減速させることがまもなく適切になる」としました。また、ブレイナード氏は、「利上げペースを緩めることでより多くのデータを評価でき、金利をより調整できるようになる」としました。ただ、長期的にインフレ率を２％まで低下させ維持するためにも利上げを続ける必要があるとしています。暗号資産の交換所を運営するＦＴＸが破たんし、混乱が広がっていることについては「個人投資家が被害を被っていることを心配している」とし「暗号資産には強力な規制が必要」だとの考えを示しました。