「死刑でいいです」という本を読みました

サブタイトルは、「孤立が生んだ二つの殺人」です。 犯人の山地悠紀夫は2000年、16歳の時に 実の母親を殺害しました。 その後、少年院で矯正教育を受け、3年後に 出所しましたが、その2年後（最初の実母殺害から 5年後）の2005年に、同じマンション内に住む 若い姉妹を惨殺し、逮捕されました。 裁判では、「さっさと死刑にしてくれ」という事で 反省する事は一度もありませんでした。 死刑判決を受け、弁護側控訴も取り下げ、 2009年、25歳で死刑が執行されました。 まあ、この山路にかかわらず 重大事件の犯人は必ずと言っていいほど 家庭環境に恵まれておりません。 実の父親は酒乱であり、家で暴れ 暴力を振るっていましたが病気の為、急死します。 その後は母一人子一人の生活なんですが 実母は男関係が派手で、更に遊興費が嵩む事により 借金が増えてしまい、生活は困窮します。 そんな状況なので、残念ながら普通

[mitsumorix]

“いわゆる「ゴト師」とよばれる半グレ集団を紹介したのが、父親の友人で、山路が実母を殺害した事も把握し、少年院出所後の身元引受人（正式ではない）みたいな存在でした。”