エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
【天才の光と影 異端のノーベル賞受賞者たち】第13回 ヴォルフガング・パウリ(1945年ノーベル物理学賞)
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
【天才の光と影 異端のノーベル賞受賞者たち】第13回 ヴォルフガング・パウリ(1945年ノーベル物理学賞)
「ニュートリノ」と「シンクロニシティ」 カール・ユング(1956年) この年の12月、パウリは原子核の崩... 「ニュートリノ」と「シンクロニシティ」 カール・ユング(1956年) この年の12月、パウリは原子核の崩壊を数学的に緻密に解析して、未知の素粒子が存在するに違いないと結論付けた。彼の予測によれば、この素粒子は、質量は電子以下、スピンは2分の1、電荷はもたない。ローマ大学のエンリコ・フェルミ【本連載第12回参照】は、この未知の素粒子を「ニュートリノ」と命名した。 パウリにとって、この素粒子は「人生が危機的状況にあった際に生まれた、とんでもない化け物」である。それから26年後の1956年、まさにパウリの予測通りの性質をもつ「ニュートリノ」が検出された。 1931年夏、パウリはカリフォルニア工科大学・シカゴ大学・ミシガン大学で講演を行なった。当時のアメリカでは「禁酒法」が施行されていたが、カナダに近いミシガンには「もぐり酒場」があった。そこで深酒したパウリは、階段を踏み外して肩の骨を折ってしまう