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『あなたのフェミはどこから?』 | 第4回 風が吹く野原が心の中にある 小川たまか
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『あなたのフェミはどこから?』 | 第4回 風が吹く野原が心の中にある 小川たまか
私のフェミはここから、はこれまでに何度か書いていて、それは自分の痴漢(強制わいせつ)被害から入っ... 私のフェミはここから、はこれまでに何度か書いていて、それは自分の痴漢(強制わいせつ)被害から入って性暴力の取材をするうちにいつの間にかフェミになっていたよという話なのだが、同じことばかり書いていてもなんなので、今回は別の話にしたい。 私の心の中にある心地よい場所の話。たぶんそれは、私の中のフェミニズムの土台を支えている。 ◆校庭の向こうに国会議事堂の見える校舎で 登校初日から山手線の中で痴漢に遭い、それはしばらく誰にも言えないほどグロテスクな経験だった。1990年代の半ば、あの時代の高校生の多くがそうだったように頻繁に痴漢被害や、「援助交際」の声かけはあった。 けれど、それは当時の私にとって外の世界の話で、ドラクエで言ったら町や村ではない場所だから魔物が出るのは当然だった。学校の門を一歩くぐればもう、そこは楽園みたいに楽しかった。楽園に大人の捕食者がいなかったわけではないだろうが、大体の捕