ほぼ日刊イトイ新聞 - おとなの小論文教室。

Ｌｅｓｓｏｎ４７５ 「くれ文」から「与え文」へ 気づいてみると私たちは、どこか ものほしそうな「くれ文」を書いている。 「わかってくれ」、「認めてくれ」、 「許してくれ」、「教えてくれ」、 「救ってくれ」、「愛をくれ」、 くれ、くれ、くれのオンパレード。 しかし、「くれ文」が読み手の心を打つことはない。 くれ文は、相手のパワーをほしがり ときに、むさぼり、むしり取るような文章だ。 くれくればかり言っても、もらえないばかりか 相手はうっとうしがって逃げていく。 文章指導の現場で思うことは、 最終的に相手に伝わり、相手の心を打つ文章は、 「与え文」になっている、ということだ。 相手にチカラを与え、相手をふるいたたせるような文章。 どうしたら「くれ文」から「与え文」へと 脱却できるのだろう？ 年またぎのテーマ「満たすものと損なうもの」にも関連して きょうはそれを考えてみたい。 大学の授業で、 「

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Ｌｅｓｓｏｎ４７５　「くれ文」から「与え文」へ

[shibusashi]

『「くれ文」から「与え文」へ』これはすごいな。自分の書く文章でこういった所はほんと気をつけたい。

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>「くれ文」が読み手の心を打つことはない。

[proverb]

2chやブコメなどで見られる批判の多くも、「俺の望む世界をくれ！」という「くれ文」であると見ている。

[tonkas]

何気ないけど鳥肌たった。気持ちを伝えるということについて。

[Nean]

お坊さんの講話みたい。

[stilo]

その文章、根底で「くれくれ」言っていないか？ ささやかでも何か「与える文章」になっているだろうか？//