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カブトムシの蛹―幼虫間におけるコミュニケーション:蛹は振動を発してまわりの幼虫から身をまもる |
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カブトムシの蛹―幼虫間におけるコミュニケーション:蛹は振動を発してまわりの幼虫から身をまもる |
図A) 蛹室内の蛹は、幼虫が近づくと振動を発します。その振動を感知した幼虫は、蛹室を避けます。 図B) ... 図A) 蛹室内の蛹は、幼虫が近づくと振動を発します。その振動を感知した幼虫は、蛹室を避けます。 図B) 蛹が背面を蛹室の壁に打ちつけるときに、規則的な振動のパルス(矢頭)が発生します。 図C) 空の蛹室の近くで蛹の振動を再生すると、ノイズを再生したときに比べ、蛹室を壊した幼虫の割合が大きく低下しました。 (拡大画像↗) 昆虫の蛹はおとなしく不活発だと思われがちですが、一部の昆虫の蛹は活発に動き、音や振動を発することが知られています。しかし、それらの音や振動がどのような機能をもつのかは、ほとんどわかっていませんでした。私たちは、カブトムシの蛹が振動を発することで、近づいてきた幼虫を遠ざけて身をまもることを発見しました。 カブトムシの幼虫は、腐葉土中に群れを作って生活しています。幼虫は、初夏になると蛹室とよばれる部屋を地中に作り、その中で蛹になります。蛹室は滑らかな卵型をしており、その壁は糞と