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閉じ込め症候群のまひ患者、新技術で意思疎通「今は幸せ」
元サッカー選手のALS患者ステファノ・ボルゴノーヴォ氏と車いすを押す元チームメートのロベルト・バッジ... 元サッカー選手のALS患者ステファノ・ボルゴノーヴォ氏と車いすを押す元チームメートのロベルト・バッジョ氏。伊フィレンツェで(2008年10月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/FILIPPO MONTEFORTE 【2月2日 AFP】運動ニューロン変性疾患が原因で体が完全にまひした患者と意思疎通を図る方法を国際研究チームが発見した。研究論文がこのほど発表された。研究チームによると、患者らはみな「今は幸せ」であることを伝えたという。 1月31日付のオンライン科学誌プロス・バイオロジー(PLoS Biology)に発表された研究論文は、完全な「閉じ込め」症候群の患者4人に基づくものだ。閉じ込め症候群では、運動に関与する神経系の一部を破壊する筋萎縮性側索硬化症(ALS)が原因で、患者は体を全く動かせない状態となる。 研究で対象となったのは、まばたきや目を動かすこともできず、人工呼吸器の助けで呼吸
2017/02/02 リンク