反差別のキャプテンマーク着用へ 欧州勢の主将、カタールW杯で

欧州各国のキャプテンがW杯カタール大会で巻く腕章（2022年9月21日撮影）。(c)ANDRE PAIN / AFP 【9月22日 AFP】イングランドサッカー協会（FA）は21日、同国代表のハリー・ケイン（Harry Kane）をはじめとした欧州各国の主将が、W杯カタール大会（2022 World Cup）で差別反対を示す「OneLove」とメッセージが入ったキャプテンマークを巻くと発表した。 カタールでは同性愛が法律で禁じられているが、主催者側は大会で同性カップルが罪に問われることはないと人権団体を納得させるため、取り組みを続けている。 包括性の促進を目的とした取り組みの「OneLove」にはイングランド、フランス、ドイツなど欧州の10か国が賛同し、今季終了まで継続する。カタール大会では、うち8か国のキャプテンが、虹色のハートが描かれた腕章を巻く。 カタール大会は11月20日に開幕する