エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント1件
- 注目コメント
- 新着コメント
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
宮沢賢治 春と修羅 第二集
序 この一巻は わたくしが岩手県花巻の 農学校につとめて居りました四年のうちの 終りの二年の手記から... 序 この一巻は わたくしが岩手県花巻の 農学校につとめて居りました四年のうちの 終りの二年の手記から集めたものでございます この四ヶ年はわたくしにとって じつに愉快な明るいものでありました 先輩たち無意識なサラリーマンスユニオンが 近代文明の勃興以来 或いは多少ペテンもあったではありませうが とにかく巨きな効果を示し 絶えざる努力と結束で 獲得しましたその結果 わたくしは毎日わづか二時間乃至四時間のあかるい授業と 二時間ぐらゐの軽い実習をもって わたくしにとっては相当の量の俸給を保証されて居りまして 近距離の汽車にも自由に乗れ ゴム靴や荒い縞のシャツなども可成に自由に撰択し すきな子供らにはごちそうもやれる さういふ安固な待遇を得て居りました しかしながらそのうちに わたくしはだんだんそれになれて みんながもってゐる着物の枚数や 毎食とれる蛋白質の量などを多少夥剰に計算したかの嫌ひがありま
2011/05/03 リンク