半泥子ゆかりの石水博物館と三重大が連携協定 収蔵品の価値再発見へ：朝日新聞デジタル

伊勢の豪商・川喜田家の歴代当主が集めた貴重な古書や美術品を収蔵する石水博物館（津市）と、三重大学が学術連携協定を結んだ。数万点に及ぶコレクションの整理に学生らが協力するほか、大学の知見をいかして収蔵品の価値の再発見にもつなげたいという。 博物館は、百五銀行の頭取を長く務め、陶芸家としても活躍した川喜田半泥子（はんでいし）（1878～1963）が興した財団がルーツ。半泥子の作品や伊勢商人の関係文書、古典籍や図譜類、からくり人形など幅広い分野の文物を収蔵する。未整理のコレクションも多く、2020年には津藩初代藩主藤堂高虎の一代記が新たに見つかって話題になった。 今回の協定は、博物館側の働きかけで実現したという。三重大は、これまでも教員が収蔵品の調査にあたる機会があり、学生が浮世絵作品の目録化を進めるなどしてきた。新たに協定を結ぶことで、大学全体として協力する環境を整える。 「理系の先生と協力し

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三重大キャンパス内にある情報ライブラリーセンターでは、博物館所蔵の7点を交えた展示「書物にみる三重の海産」を8月10日まで開催中。博物館が収蔵する、江戸時代に描かれたクジラ漁の様子の図画などを無料で見学

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「数万点に及ぶコレクションの整理に学生らが協力するほか、大学の知見をいかして収蔵品の価値の再発見にもつなげたいという」https://www.mie-u.ac.jp/about/item/e4815c60edc78c0bd5ab55d9e4702d8c.pdf https://sekisui-museum.or.jp/