「胸に刃物が」横浜の薬局で男性が死亡 県警が事件か自殺両面で捜査：朝日新聞デジタル

12日午前10時ごろ、横浜市南区西中町1丁目の薬局で、「胸に刃物が刺さって人が倒れている」と110番通報があった。建物内で男性が亡くなっており、神奈川県警南署が事件の可能性もあるとみて調べている。 現場は、京浜急行黄金町駅北側の住宅街の一角。県警が規制線を張り、警察犬なども出して調べている。薬局の近くに住む女性は「友人が薬を早めにもらおうと店を見たら、人がうつぶせで倒れていた」。近所の男性によると、亡くなったのは中年の男性という。会社員男性（54）は「昼は人通りは少ないが、近くに学校もあり、物騒だ」と話した。 ◇ 県警によると、この薬局の経営者の50代男性と連絡が取れておらず、死亡したのはこの男性の可能性があるとみて身元の確認を進めている。現場の状況などから男性が自殺した可能性もあるとみており、事件と両面で調べている。（阿部育子、原晟也）