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仁村紗和がほぼ毎週泣いてるドラマ『あなたのブツが、ここに』 - あすなこ白書
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コロナという疫病が発生して、もうすぐ2年半くらいになるだろうか。あの頃、私はいまの会社に入社したば... コロナという疫病が発生して、もうすぐ2年半くらいになるだろうか。あの頃、私はいまの会社に入社したばっかりだった。最初の方は毎日部署の人と顔を合わせていたが、日に日に出社する人の数が減っていった。仕事終わりに友達と約束をしていたら、晩ご飯を食べるお店が見つからなくて、普段ならば全く立ち寄らないような居酒屋へ入った。リモート飲みという目新しい文化が盛んだった。合コンだかマッチングアプリだかで会った興味のない男性から誘いがくれば、NOの代わりに「コロナが終わったら会いましょう」という新時代の断り文句を突きつけたりもした。 いまとなっては懐かしさを覚える緊急事態宣言後、未知の疫病で揺さぶられていた2020年からスタートしたドラマ『あなたのブツが、ここに』がいよいよ終盤を迎える。主人公・亜子(仁村紗和)は、小学生の娘を抱えたバツイチのシングルマザー。最初は昼の仕事よりも割の高い十三のキャバ一本で働い