ドル･円は112円ちょうど前後、３連休控えて上昇一服－昨年高値を意識

東京外国為替市場のドル・円相場は１ドル＝112円前後で弱含み。米国経済の堅調さを手掛かりとしたドル買いの流れが一服。昨年高値が近づく中、日本の３連休を控えてやや上値の重い展開となった。 ドル・円は午後３時７分現在、前日比0.1％安の111円94銭。仲値公示に向けて一時112円19銭とニューヨーク時間に付けた昨年４月以来の高値112円23銭に迫った後、111円92銭まで軟化する場面もユーロ・ドルは0.1％高の１ユーロ＝1.0794ドル。前日に付けた2017年４月以来の安値（1.0778ドル）付近で小動き市場関係者の見方三井住友銀行ＮＹトレーディンググループの下村剛グループ長 日中含めたアジア、欧州がコロナ発の経済下押し圧力にさらされる中で、米国の相対的な優位性に目が行くのは自然な流れ。週末前に昨年４月高値の112円40銭を抜けられるかはわからないが、流れはアップサイドという時間帯に変わったと