暗号資産、ドルを信頼しない人々の「ジハード宣言」－シタデルＣＥＯ

ヘッジファンド運営会社シタデルの創業者で最高経営責任者（ＣＥＯ）を務めるケネス・グリフィン氏は、暗号資産（仮想通貨）にこれまで費やされた時間とエネルギーの量を批判し、ドルを信頼しない人々による「ジハード（聖戦）の宣言」との認識を示した。 グリフィン氏（52）はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、デジタル資産にリソースを割り振ることは好まないとしながらも、適切な規制が行われるようになれば、同氏の会社も暗号資産を取引するだろうと述べ、米証券取引委員会（ＳＥＣ）のゲンスラー 委員長による監視強化の動きを称賛した。 暗号資産に長年懐疑的であることで知られる同氏は、「暗号資産に注がれた全ての情熱とエネルギーが米国をより強くするために向けられていたらと願う。非常に多くの聡明（そうめい）で才能ある若者が、米準備通貨の代替物考案に没頭するのを国が受容するとは正気の沙汰とも思えない」と語った。

[equilibrista]

暗号資産に注がれた全ての情熱とエネルギーが米国をより強くするために向けられていたらと願う。非常に多くの聡明で才能ある若者が、米準備通貨の代替物考案に没頭するのを国が受容するとは正気の沙汰とも思えない