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ガザ戦争の停戦の為に日本は何ができるのか――「今こそ停戦を!」シンポジウム3より 東京外国語大学名誉教授・伊勢崎賢治 | 長周新聞
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長周新聞 > 記事一覧 > 平和運動 > ガザ戦争の停戦の為に日本は何ができるのか――「今こそ停戦を!」シン... 長周新聞 > 記事一覧 > 平和運動 > ガザ戦争の停戦の為に日本は何ができるのか――「今こそ停戦を!」シンポジウム3より 東京外国語大学名誉教授・伊勢崎賢治 「国際秩序」という言葉がある。「国際秩序を乱す輩は敵だ」という文脈で、戦争の“正義”にかかわる言説の中で盛んに使われる言葉だ。それは具体的には、国連憲章ということになるだろう。その中で最も重要なものが51条だ。 「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛権の固有の権利を害するものではない」(国連憲章第51条)――いわゆる「自衛権」を定義するものだが、これが大国の侵略にいかに利用されてきたか。この四半世紀を総括する。 アフガン戦争―米NATOの完全敗北 まずは、アフガン戦争。2001年の9・11同時多発テロを受け