聴覚障害あるプロボクサーの熱量感じて 三浦友和が映画出演：中日新聞Web

生まれつき両耳が聞こえない、実在の女性プロボクサーをモデルにした映画「ケイコ 目を澄ませて」が１６日から、全国で公開される。演じるのは、主人公を支えるボクシングジムの会長。「パンチングの音が響く中で、あの子の熱量だけを描いたと言ってもいい」。ひたむきに高みを目指す女性の生きざまに、自身も心を奪われた。（花井康子） ケイコ（岸井ゆきの）はゴングの音もレフェリーの声もセコンドの指示も聞こえないが、リングで闘い続ける。下町のボクシングジムで鍛錬を重ねるがある日、ジムが閉鎖されることになり、心が揺れる。聴覚障害者のプロボクサー小笠原恵子さんがモデルだ。