ゲレンデ滑降 座って誰でも 「デュアルスキー」普及へ体験会：北陸中日新聞Web

「デュアルスキー」をご存じだろうか？ 座ったまま滑れるスキーのことで、二本のスキー板が付いた専用のいすを使う。障害の有無や年齢を問わず楽しむことができ、福祉が進んだ欧州で普及しているが、日本では体験できる場所が長野や北海道など一部に限られる。砺波市で医療機器の販売会社を営む小野誠三さん（５４）は「自然豊かな富山で誰もが野外活動を楽しんでほしい」として、県内での啓発に力を入れている。（平井剛） 小野さん「障害ある人も野外活動を」 デュアルスキーはフランス発祥。背もたれ式のいすに座り、安全ベルトを装着するだけで、後は「パイロット」と呼ばれる熟練のスキーヤーが後方から操縦し二人一組で滑降する。いすは高さを自由に変えられ、衝撃を和らげるサスペンションも付いているため、座ったままリフトに乗ることができ、長時間滑っても疲れない。

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「障害があるからといって、外で遊ぶことをあきらめてほしくない。人の手、道具、アイデアを持ち寄ることで、誰もが誰とでも野外で楽しめることを知ってほしい」https://www.ono-iryouki.co.jp/ https://www.instagram.com/p/Cov5vRppLUa/