新図書館は「作れる場」 県、工事費７９億９１００万円計上:石川:中日新聞(CHUNICHI Web)

二〇二一年度中の完成を目指して移転新築中の県立図書館（金沢市小立野）に、所蔵する本や資料を参考にして、ものづくりや料理ができるスペースが設けられる。閲覧席にはソファ席も整備し、テーマ別で書籍を並べる新コーナーも設置する。県は二〇年度当初予算案に、工事費用として債務を含む七十九億九千百万円を計上した。（寺田結） ものづくりを体験できるエリアには、立体物を作れる３Ｄプリンターや、布やプラスチックに印刷できるＵＶプリンターが置かれる。九谷焼の絵柄の図案などをコンピューターで取り込み、かばんなどに印刷するワークショップを開く。機械は一般に貸し出すことも検討する。 キッチンを設けた部屋では、郷土の食文化を紹介する本を読みながら県産食材で料理を作るイベントを開く。子どもに絵本の読み聞かせをしながら、話に登場するおやつを食べる催しも想定。本を読むだけでなく、得た知識を生かして体験することで、本への理解や

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キッチンあるんだ。面白いねえ。“ものづくりや料理ができるスペースが設けられる”

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