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山縣みどり さんの『関ヶ原』短評 - シネマトゥデイ
自分統計では、30代に突入したあたりから歴史を語る男性が増える。武将の戦術とか滔々と語って、悦に入... 自分統計では、30代に突入したあたりから歴史を語る男性が増える。武将の戦術とか滔々と語って、悦に入る姿がウザいわけです。これは、そんな映画。各武将の思惑の某社や各人の損得が絡み合った経緯に重きを置いているけれど、登場人物が多すぎて焦点がブレた感がある。状況説明のナレーションも萎える。唯一、興味深かったのは武将に密偵として使われる忍者たちの事情だった。それと、合戦で騎馬武将が身につける旗指物(なのか?)が不思議で失笑。なんと旗ではなくて、風船状の籠! 空気抵抗が大きすぎて馬が早駆けできないでしょう。徳川幕府のレジェンド作りのために創作された説が濃厚な関ヶ原の戦いに新たなレジェンドが加わった!? 山縣みどり 略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。 近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最
2017/08/25 リンク