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タイヤのセッティングで走りを変える | サイクルスポーツ.jp
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タイヤのセッティングで走りを変える | サイクルスポーツ.jp
前後の合計でおよそ12㎡(編集部 実測値)。一般的なロードバイク用 タイヤの接地面積である。たったの1... 前後の合計でおよそ12㎡(編集部 実測値)。一般的なロードバイク用 タイヤの接地面積である。たったの12㎡。 そんな指2本分ほどの接地面を介してボクらは、限りある人間のパワーのすべてをアスファルトに伝え、力強く加速し、コーナー手前で激しく減速し、車体を深くバンクさせてコーナーをえぐり、ときにはダウンヒルを100㎞/h近い速度で駆け下りたりもするのだ。「12㎡」 にわれわれは、文字どおり「命を預けている」のである。 当たり前のことだが、ロードバイ クの運動はつねにタイヤを介して行なわれている。タイヤがダメなら、デュラエースもカーボンホイールも50万円のフレームもなんの意味もなさない。そのフレームやコンポーネ ントの高性能化も、タイヤの進化と 無関係ではないだろう。動力伝達率 を向上させた近年のフレームは、タ イヤにより大きなトラクションを要求する。フレームのヘッド剛性が上 がったことでコーナ