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「意外にも親日家が多い!?」緊張感高まるイラン、黒いベールに包まれた国を歩く(前編)
核開発をめぐる問題でアメリカとイランの国家間の緊張が高まり、今にも戦争が勃発するのではないかとに... 核開発をめぐる問題でアメリカとイランの国家間の緊張が高まり、今にも戦争が勃発するのではないかとにわかに騒がしくなっている中東情勢。外務省のHPでは、イラク及びアフガニスタンとの国境付近など一部地域への退避勧告や渡航延期が出されているが、はたしてイランの現状はどうなっているのか。 まず訪れたのは、首都テヘラン。4,000m級の山々が連なるアルボルズ山脈のふもとに位置し、今の時期は日本とよく似た気候だが、冬季の最低気温は氷点下になることもある。テヘランは、旅行者の間ではこれといって見所のない場所として有名だが、人口680万人を超える人々が暮らす大都会だ。 意外にもテヘランには親日家が多く、歩いているだけで1日100人ぐらいのイラン人からうれしそうに声をかけられる。「日本から来た」と言うと、目を輝かせながら「ウェルカム トゥ イラン!」と迎え入れ、中には車を運転しながら「ジャポーン!」と叫び、走
2012/01/18 リンク