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高畑裕太にレッテルを貼ったのは誰だ!発達障害が増加した?“アスペ・バブル”の真相
――近年、発達障害が増えているともいわれる。それと関係しているのか、いつしか“アスペ”というワードが... ――近年、発達障害が増えているともいわれる。それと関係しているのか、いつしか“アスペ”というワードが世間に浸透し、アスペルガー症候群のみならず、ADHDなど発達障害全般を一緒くたにした隠語としてネット上にはあふれている。つまり今、ある種の“アスペ・バブル”にあるといえるのではないか──。発達障害をめぐる精神医療の現場から、アスペルガー症候群を描いた映画・小説まで見渡しながら、この妙な盛り上がりの実態に迫っていきたい。 去る8月23日、俳優の高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕。この時、母・高畑淳子がテレビ番組で語った彼の少年時代の逸話などから、「高畑容疑者はアスペルガー症候群では?」との疑いが持ち上がった。週刊誌では高畑が性的暴行に走った原因を精神疾患に求める精神科医のコメントが載せられ、かたや主にネット上では高畑を“アスペ”認定し、半ば誹謗する動きも見られた。 こうしたケースは一例にすぎず、近年
2016/12/09 リンク