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14歳の少年の発想 - 一日一善と三膳
2月23日金曜日 曇り。少しだけ暖かい。 明日ついに嫁と娘が帰ってくる。がおれは小野真弓の写真集『赤... 2月23日金曜日 曇り。少しだけ暖かい。 明日ついに嫁と娘が帰ってくる。がおれは小野真弓の写真集『赤い花』をコタツの上に置きっぱなしなのである。 30歳を過ぎてなお、何かを家の中で隠さなければならない状況になるとは思わなかった。どこに隠そうか?普通に本棚に並べておくことに決めた。こそこそとするから余計に目立つ、ということを30歳を過ぎたおれは知っている。14歳の頃にはなかった発想だ。 14歳の頃の、おれは葵ちゃんが好きだった。なぜ葵ちゃんを好きになったか?きっかけは葵ちゃんを迎えにきた、葵ちゃんのお母さんだ。葵ちゃんのお母さんはとてもきれいだった。おれは高橋に聞いた。 おれ「あそこの柱の前に立ってるのって誰のお母さん?」 高橋「葵ちゃんのお母さんだよ」 だがその時おれは葵ちゃんを知らなかった。そして結局その日おれは葵ちゃんを見ることなく帰宅した。帰宅したおれの頭の中は、未だ見ぬ葵ちゃんのこ