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ロータリエンコーダ編(原理と構造) : オムロン制御機器
1. インクリメンタル形 (1) 原理 図5に示すように、外周部に窓を持つスリット円板と光電検出装置をそ... 1. インクリメンタル形 (1) 原理 図5に示すように、外周部に窓を持つスリット円板と光電検出装置をそなえ、光のオン/オフにより信号を発生させる方式である。 受光素子の出力波形は、図6に示すように三角波に近い擬似正弦波であるが、後段の増幅器により波形成形されて短形波信号となる。 光学式の特長は次のとおりである。 (a)無接触検出で、静止状態でも検出出力を維持できる。 (b)スリット円板の製作に写真技術を用いることにより、高精度、高分解能が容易に実現できる。 (2) 構造 (a)スリット円板 スリット円板はガラス製または金属製の円板で、外周部に光をオン/オフさせるために光学窓がある。 インクリメンタルエンコーダの1回転当たりの出力数は、一般にこの光学窓の数に一致する。ただし、高分解能化の手段として、 信号を電気的に逓倍(2、4倍など)して、ひとつの光学窓による信号に対して複数のパルス信号を
2019/09/16 リンク