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第二十四回 朝の日課は、数字とにらめっこ - 映画『ゲド戦記』監督日誌
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第二十四回 朝の日課は、数字とにらめっこ - 映画『ゲド戦記』監督日誌
今日は、特にネタが思い浮かばないので、 私の朝の日課を紹介します。 私は、毎日9時ごろ出勤すると、 ... 今日は、特にネタが思い浮かばないので、 私の朝の日課を紹介します。 私は、毎日9時ごろ出勤すると、 まず自分の机の上のノートパソコンを立ち上げ、 自分で作った、それぞれのカットの進捗状況がわかる表やグラフに、 前日の作業量を反映させます。 これは、以前たずさわっていた建設コンサルタントの経験によるものです。 限られた工期と日々の作業量の関係を常に把握しておかなければ、 後で手痛いしっぺ返しを食うことになります。 こういった進行に関する仕事は、制作部が受け持っていて、 もちろん、しっかりやってくれているのですが、 制作部がつくってくれた表を受け取って眺めるだけでは、 つまり、人からもらった数字が並んでいる表を見ているだけでは、 どうしても、なおざりにしてしまいます。 そこで、自分なりの表やグラフを作り、自分の手で記入することで、 「おお、こんなに進んだか!」とか「昨日はあんまりだったなあ」と