モチーフ繰り返し 書道や絵画１００点 函館で美術展：北海道新聞デジタル

同じモチーフを連続して並べたり繰り返し描いたりする作品の美しさや面白さに着目した美術展「ことばと絵 くりかえしのアート」が１５日、道立函館美術館（五稜郭町）で始まった。 同美術館の主催で、北海道新聞函館支社共催。俊文書道会（青森県八戸市）所属の秋元拓さんや、函館市在住の画家佐久間智之さんの作品など約１００点が展示されている。 秋元さんは「うた」の文字を、墨のかすれ具合など書き方に変化をつけて三つ書いた。佐久間さんはキャンバスを赤、黄、青、緑色の四つのエリアに分け、それぞれに自動車やトラクターなどを描いた。車と背景の色が補色の関係になるよう工夫したという。９月２４日まで。午前９時半～午後５時（入場は午後４時半まで）。月曜日（７月１７日、９月１８日は除く）と７月１８日、９月１９日は休館。（星茉莉枝）