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輪島塗の技、宝石箱に詰め 英のデザイナーと製作 中門漆器店
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輪島塗の技、宝石箱に詰め 英のデザイナーと製作 中門漆器店
輪島市二ツ屋町の中門(なかかど)漆器店が、英国の著名デザイナー、ララ・ボヒンツさんと製作を進めて... 輪島市二ツ屋町の中門(なかかど)漆器店が、英国の著名デザイナー、ララ・ボヒンツさんと製作を進めていた輪島塗のジュエリーボックスが29日、完成した。複雑なかみ合わせを持ち、円柱や球が連なる独創的なデザインを、漆の都・輪島の技術力を結集し10カ月かけて仕上げた。9月中旬からロンドンのギャラリーで展示、販売される。価格は100万~200万円になるという。 店主の中門博さん(60)と妻の睦子さん(59)は海外の販路開拓を目指し昨年7月、ロンドン在住のデザイナー沖恵美子さんを通じ、ボヒンツさんに共同製作を持ち掛けていた。 完成したジュエリーボックスは、縦20センチ、横40センチ、奥行き25センチほどの大きさの2種類。「グッチ」や「カルティエ」などの高級ブランドを手掛けてきたボヒンツさんが昨年10月に指定したデザインは、円環や球、円柱などを組み合わせた形状で、博さんは「日本人の感覚ではとても思い付かな